こまばの一日とくらし
子どもたちの幼稚園の一日は、
それぞれの思いやペースで始まり、進んでいきます。
一人ひとりの気持ちややりたいことを大切に受け止めながら、
友だちや先生と共に過ごす心地よさも味わえるように配慮していきます。
朝、それぞれの家から、
おうちの人と手をつないで歩いてきます。
お互いの手のぬくもりを感じながら、
幼稚園に向かうひと時です。
自分の部屋で身支度を済ませたら、
それぞれがしたい遊びに向かいます。
子どもたちがやりたいことに集中して
取り組めるよう、
先生たちは一人ひとりの様子を見守ります。
ひとしきり遊ぶと、自然にお腹が空いてきます。
先生はみんなの様子を見ながら、
そろそろ、という頃に「お弁当にしましょう」と
声をかけます。
午前中の遊びにそれぞれひと区切りをつけて、
みんなでお弁当の準備をします。
お弁当を食べると、気持ちも体もリフレッシュします。
さぁ午後はどうする?
朝からの続きをしたい人も、午後はまた別のことをしたい人も。
もうひとしきり、遊ぼう!
一日、たくさん遊びました。
遊びで使ったものを”洗い屋さん”で、
ていねいに洗って片づけます。
片づけは、明日につながるひと時です。
幼稚園の一日が終わります。
帰る前に、クラスの友達と、先生と一緒に
集いのひと時を持ちます。
今日楽しかったことを報告しあったり、
明日のことを相談したり。
絵本や紙芝居も楽しみ。
そして最後にみんなで「また明日!」。
友達と先生に挨拶をしたら、
お母さんたちの待つ園庭に。
さぁ、お家に帰ろう。幼稚園は明日も
また、みんなが来るのを待っていますよ。